WordPressのメジャーアップデートとなるWordPress 6.0が
日本時間2022年5月25日(水)にリリースされました。

この記事では、Wordpress6.0の新機能についてご紹介いたします。

WordPress6.0は以下ページより、ダウンロードが可能です。
https://ja.wordpress.org/download/

PHP バージョン7.4以上、MySQL バージョン5.7または MariaDB バージョン10.3以上のサーバーを推奨しています。

WordPress6.0で何が変わったのか?

WordPress6.0のアップデート内容は、Gutenberg(グーテンベルグ)の改善・新機能の追加になっています。

以下Wordpress公式の動画を見ていただくと、
Wordpress6.0で実装された主要機能のいくつかをハイライトされており、分かりやすいです。

Introducing WordPress 6.0

主な機能・修正

■スタイル切り替えを簡単に

テーマを変更せずに、ワンタッチでビジュアルを切り替えることができるようになりました。
※事前に用意されていることが前提

■テンプレートオプションの追加

投稿者、日付、カテゴリー、タグ、タクソノミーの5つの新しいテンプレートオプションが追加されました。

■ライティング機能の改善

複数のブロックにまたがるテキストを選択し、一度に編集可能になりました。
また、2つの角括弧 [[ を入力すると、最近の投稿と固定ページのリストに素早くアクセス可能になりました。

■ブロックへの枠線付与が可能に

ブロックを枠線で囲えるようになりました。
線の太さの変更、線のスタイル(線・点線・ドット)の変更だけでなく、ブロックの角丸具合の変更も可能になりました。

■ブロックの配置を柔軟に変更可能に

グループブロック内のコンテンツの配置を簡単に変えることができるようになりました。
ブロックの横並び・縦並び
ブロックの左寄せ・中央寄せ・右寄せ
ブロックの配置方向
を設定可能です。

■リストビューの改善

「リストビュー」はブロックエディタで作ったコンテンツを一覧で表示できる機能ですが、複数のブロックを選択して、一括で変更(位置変更、削除など)したりすることが可能です。

■ブロックの編集の無効化が可能に

ブロックにロックをかけ、削除や移動を無効化することが可能です。

■新しいブロックが追加されました

以下のブロックが新しく追加されました。

  • コメントクエリループ
  • 続きを読む
  • 結果無し (表示する記事が無い場合に、代わりに表示するブロック)
  • 投稿著者の経歴
  • アバターブロック

その他細かい改善が適用されています。

  • カバーブロックでアイキャッチ画像を使用できます。
  • 新しいカラーパネルデザインはスペースを節約しながらも、オプションを一目で確認できます。
  • 色の透明度の変更が可能になりました。

まとめ

この記事では、Wordpress6.0の新機能についてご紹介いたしました。

アップデートにより、より直感的にサイトの編集が可能になってきました。
Gutenbergを使ってサイトの更新を行っている方にはとれもうれしいアップデートだと思います。

機能が追加された分、サイト制作に携わるデザイナー・エンジニアは勉強をしていかないといけませんが、これらの機能を生かしてよりよいサービスを提供していけそうです。

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2022.06.09|Mochizuki_haru

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