ホームページを制作していると、
「うーん、なんでこうなるの!」
「普段なら上手く出来るのに」
「全然わからない」という問題がたまに起こります。
いわゆるハマった!というやつです。
今回はそんな問題の中でも、文字コードについてご紹介します。
ホームページを制作する上でよく使われている文字コードは、
・UTF-8
・Shift_JIS
などがあります。
特にシステムとの相性がいい「UTF-8」が
今のトレンドとしてよく使われています。
文字コードの指定
この文字コードは、HTML、CSSなどのファイルに記述します。
関連するファイルの文字コードが違っていると、文字化けを起こし、
ホームページが正しく表示されないなどの問題が発生する場合があります。
例えばHTMLファイルに文字コードを記述をする場合、
1 |
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> |
と書きます。(HTML4の場合)
ファイル保存時にも文字コードの指定を
気をつけなければならないのは、
ソースコード上に文字コードを記述することはもちろんですが、
ファイルを保存する際、ファイルそのものも文字コードを指定して保存することです。
テキストエディタの中には、文字コードを指定して保存できるソフトもありますので、
それらのソフトを使って保存すると簡単です。
制作をする上で基本的な事なので、
普段ならこの段階で問題が発生することはまず無いのですが、今回は違いました・・・。
今回ハマった文字コード「EUC-JP」
ということで、ハマったのは「EUC-JP」という文字コードです。
この文字コードが曲者でして、
通常の保存方法ではEUCとして保存できない場合があります。
まず、普段通りファイルに文字コードを記述します。
そして、ファイル保存時に文字コードを指定して保存します。
さて、細かな作業はAdobe® Dreamweaver®で行いましょう!
とソフトを起動してコーディングを進めていると、
ん?おかしい???
さっき保存したファイルの中身が文字化けしてる・・・。
あれ、文字コードも統一したし、
ファイルも文字コードを指定して保存したのに、なんで・・・・・?
もう一度、ファイル自体の文字コードを調べてみると、
Shift_JIS形式のファイルとして保存されていました。
文字コード「EUC-JP」のファイルを保存する時に気をつける事!
文字コード「EUC-JP」の場合は、
全角の文字列(例えば漢字やひらがな)などが一定量入っていないと、エディタがEUCとして判別してくれず、保存する際、
勝手に文字コードを変換してしまうようです。
↑これが原因でした・・・。
何度も何度もソースコードを見直した結果、やっとわかった暗黙のルール。
皆様も「EUC-JP」を使う場合はお気を付け下さい。