こんにちは。制作部の上村です。
今日は、「RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)」についてお話したいと思います。
RIAとは、単純なテキストと画像で作られたホームページよりも、表現力が高く、ユーザインターフェースが優れた操作性の良いWebアプリケーションの事を言います。
RIAの代表例としては、Adobe FlashやAjaxなどがあります。
身近なところで挙げれば、GoogleマップもRIAであると言えます。Googleマップが登場する以前の地図サイトは、見ている一つの区間から移動する時に、再度サーバから地図データを読み込み次に移動するといった方法で表示に時間がかかったり、使い勝手がよくありませんでした。
それが、Googleマップではマウスドラッグで移動できたり、拡大・縮小もスムーズに操作する事ができます。使用しているユーザにとってはRIAという意識はしないかもしれませんが、その背景では複雑なプログラムや処理が行われ実現されています。
RIAと言えば、Flashもよく使用されています。例えば、申し込みフォームの入力画面をFlashで表現する事により画面遷移も1画面で集約され入力チェックのエラーメッセージも分かりやすく表現することができます。こうした使い方はここ数年では多くなってきましたが、以前はアニメーションツールとしての使い方が主で、アプリケーションとして使われるようになったのは、技術的な進歩があったからだと思います。
他にもRIAと呼ばれる事例は多くありますが、それらを見た目で何でも使えば良いという訳ではないと思います。
ホームページとは、多くの情報を整理して見易く分かりやすく表現するのが大事ですが、文字と画像だけでは伝わり辛い時、それを手助けするツールとして導入することで本当にユーザが望むホームページが完成されると思います。