ビジネス用語のご紹介です。
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【フォロワーシップ】
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フォロワーシップの大事さを今、各企業で唱えています。
「フォロワーシップ」とは何か、みなさんご存知ですか。
まず、フォロワーとは
『リーダーに従い、補佐し、共通の目的に向かって力強く共に進む者』のこと。
もっと簡単にいうと、部下のことです。
リーダーの対の言葉と思えばいいでしょう。
フェニックスで言えば、社長がリーダー、それ以外がフォロワーです。
「リーダーシップが大事」とよく聞きますよね。
リーダーがしっかりしていれば、上に立つものがしっかり下を導けば、企業でも
なんでも、大丈夫と言う一般的な考えです。
でも「組織運営においてリーダーの影響力は10~20%」と言われております。
では、リーダーシップ以外に何が大事かと言うと、「フォロワーシップ」が大事と
いうことになります。リーダーに従い、同じ方向に一緒に、自ら進んでいこうとす
る力という感じでしょうか。
これも同じくリーダーシップと対の言葉と思えばいいでしょう。
ようは引率者の力も大事だが、それに続いていく部下の力がもっと大事と言う
ことです。最近は、このフォロワーシップというものが着目されており、ただの
受身の一会社員ではダメで、どう部下に力をつけさせるかという研修が開か
れたりしています。
5ヶ年ビジョンに「統率力(リーダーシップ)」をつけようというお話がありましたが、
リーダーシップとともに、フォロワーシップも身につけていきたいところです。
また、係長と言う立場は、社長から見るとフォロワーシップを求められますが、部下
から見るとリーダーシップを求められるという、両方の能力を兼ね備えなければ
ならない立場になります。
私が思うに、会社がベストなときと言うのは、会社全体、そして個人個人のリーダー
シップとフォロワーシップのバランスが取れているときだと思います。
フェニックスも、いいバランスを目指していきましょう!
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【さらに知りたい方は、コチラもどうぞ↓】
■フォロワーシップとは
「貢献力」と「批判力」という2つの力。
貢献力とは、上司の指示に従い、目標の達成にまい進することなどを指します。
これに対し批判力とは、上司の指示が正しいのかを自分なりに考え、必要が
あればあえて上司に提言したりする力です。顧客や競合の動きに近い現場の
視点などを生かして逆提案するなどの行動を指します。
※社長が普段おっしゃっている言葉のとおりです。
まずは、社長が頼んだことをしっかり実践し、結果をだせることが、1番目の
貢献力。
そして、さらにもっとよりよい意見が出せ、改善できるというのが2番目の批
判力にあたります。
■フォロワーシップ型組織とは
リーダーに依存せず、共通の目標に向かって、構成員一人ひとりが自らの頭
で考えながら行動する組織であり、かつ、多くの構成員はいつでもリーダーに
なれるだけの素養を備えて、リーダーの立場を理解しながら行動しつつも、必
要な場合には恐れることなく諫言する組織
※これは特に解説する必要もなく、そのままです。
一人ひとりが考えながら行動する組織というのがポイントですね。
おそらく社長が理想としている会社組織(トップダウンのみだけではなく、会社
全体がいい意見を出せる組織)だと思います。