私はデザインに困ったり、良いアイディアが浮かばなかったとき、よく映画を見に行って感性を養うことにしています。
自分ですべてを考えるよりも、まわりからいろいろな影響を受けた方が良いアイディアが浮かんできます。
なので、映画を見るときはストーリーやビジュアルを普通に楽しむだけでなく、シーンの構成や画面の構図、はたまたロゴやフォントまで気にして見ています。
ラストのクレジットは退屈だから見ないかもいらっしゃるかと思いますが、実はいろんな演出がされていたり、フォントの勉強になるのでいつも最後まで見てしまいます。字を読むのではなく「見る」って感じですね。
これは職業病というやつでして、本など読んでいても、内容よりもレイアウトや字詰めが気になってしまうといった癖なんです。
そんな癖のせいなのか、映画館に行って映画を見ることは当然ですが、私はもう一つ見てしまうものがあります。
それは、映画館の片隅に置いてある映画のチラシです。
映画を見に行くと、毎回持って帰るのですが、これがとてもデザインの勉強になるのです。どんなところが勉強になるかというと、
- デザインの流行
- 映画の世界観を崩さず魅せるテクニック
- いろいろなレイアウト
- いろいろなロゴやフォント
- キャッチコピー
などなど、デザインの良いところがいっぱい詰まっているのです。
チラシと言っても最近では凝った作りのものが多く、1枚のペラものだけでなく、パンフレットのように数ページもあるものや変わった形に切り抜かれたものまで様々です。映画を見に行き、感性が刺激された状態でチラシを見るとさらにアイディアが湧いてくることもあります。
楽しみ方は人それぞれだと思いますが、みなさんも映画を見に行った際は、ぜひチラシをご覧になってはいかがでしょうか?
ちなみに映画のチラシを集めたサイトがあったので紹介しておきます。
・映画チラシのギャラリー「エイガのチラシ」