新年、あけましておめでとうございます。
2010年もデザインスタジオフェニックスを宜しくお願い致します。

年頭のご挨拶として、当社スタッフに新年の抱負を述べた内容を当社の今年の姿勢とし、社長ブログに掲載させて頂きます。スタッフに向けた内容になっておりますので、若干お聞き苦しい内容もありますが、私の過去の経験談をスタッフに伝える事で、忘れてはいけない初心を振り返ると共に、なぜ、当社の経営理念が「誠意から始まり、そして感動へ」になったかのルーツを知り、理念に共感し、一人一人が個々の役割に向かって使命感に燃え、そして、迷わず目標に突き進む事が、この厳しい時代を越える為の最善策であり、且つ、いま行っているミッション達成への道であると考えます。その経営理念に恥じない心構えと信念をスタッフ一同の気持ちとさせて頂き、年頭のご挨拶に代えさせて頂きます。

代表取締役 suzuki一彦

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2010年も始まりましたが、去年にも増して厳しい社会情勢が続いております。本日年頭の挨拶をするにあたり、私の経験談を実際に私が制作したホームページをプロジェクターで見ながらプレゼンテーション形式で話しをしました。

当社が創業する前、私がホームページ制作部署に勤めていた時の事です。2000年、まだホームページがビジネスのツールとして認識される以前、仕事が無い時期が数ヶ月程続き、部署の存続自体が危うくなり、自ら当部署で何ができるかを考え、見せられるホームページのデモサイトを制作し、営業に出かける状況になった事があります。当然、余り考えている時間も無く、有る程度の完成度で、営業に行くしかなかったのです。以前より営業部対象にホームページの営業方法のレクチャーをしていた私ですが、実践の営業経験は無い状態での部署の存続を掛けた背水の陣として、その営業方法を実践したのです。

その時のクライアント様が県内放送メディア様、大手広告代理店様、通信事業社様などでした。どこもホームページの仕事としては、初めての取引になりますが、このデモホームページから仕事を取るという結果以外に部署の存続は無かった訳です。そのホームページのコンセプトとしては、新しい技術を見てもらい、「スゲー、面白い、こんな事を考える会社になら、試しに何か頼んでみようかな。」と思ってもらえるように、サイトを制作した覚えがあります。要は、インパクトがあり、印象に残り、必ず何かやってもらえそうと、伝わる事がもっとも大事な事でした。ちなみに、その時の私は、長髪のノーネクタイというスタイルを取り、個々の印象付けをもしたのです。

また受注させて頂いたお客様には、打ち合わせでヒアリングしたデザイン案の他にプラスアルファーのデザインの提案と期日以前に制作物をもっていくという流れを徹底し、「早いね!カッコいいじゃん!別案も持ってきてくれたんだ!ありがとう!こちらの言いたい事をしっかり形にしてくれているね。それじゃ、この案で行こう!」と言われるように、努めました。大切な事は、デザイン力・企画力・技術力だけではなく、お客様の事を親身に考えた誠意を形にする行動力でした。

現在の時代背景として、デフレスパイラルや雇用の悪化が騒がれる中、2009年はWEB制作業種(PC部門)の成長もマイナスに終わったと公的機関から発表がありました。また政権は民主党が取り、経済の新しい発展や産業市場の拡大は有り得えないと予測され、こらからは、限られた市場規模の中での生き残りという事になります。そんな中、当社の主力業務であるホームページ制作サービスについては、成熟期を超え、安定期を向かえようとしている今、生き残る必須条件としては、
1つ、お客様のニーズが「必要な物を予算内にて購入する」から「価値観・コンセプトが合う商品」に変化していく。2つ、他社からの競争に勝つには、「差別化」から「個別対応力」へ。3つ、勝ち組として残る会社のカラーとしては、「綿密な設計力」から「理念・育成力」へと。WEB制作会社の市場は800億円、また約1万社のWEB制作業者があると言われていますが、今年、幾多の企業が過渡期を迎えていく事は、間違いありません。

当社の経営計画でも行っているように、今、時流にのる為に、どうすれば良いか?デフレの時期に先人達が越えた基本に立ち戻って考えてみれば、まずは自社の主力商品に繋げる為の安価で、そこそこの機能のフロント商品の販売を行う事です。当社で言えば、一つはホームページ更新システムがそれに当たります。更にホームページ更新システムには、様々な付加価値が有り、その一つ一つが重要な役割を果たします。例えば、SEO・フラッシュムービー・コンサルです。そして、その上位機種のエンド商品も大事な役割を果たす事になります。また今後、ホームページ制作は、益々二極化し、簡単に情報が発信できれば良いという目的のライトなコンテンツと、それに相反する見せ方にこだわったリッチなコンテンツに分かれていきます。リッチなコンテンツの中でもフロント商品とエンド商品があります。まずは、当社独自の天下統一プロジェクトで考えた正宗・虎徹・村正・兼定・菊一文字の商品化→集客→営業→制作→アフターフォロー&クレーム対応の流れを仕組み化します。これからの受注導線としては、ソリューションサイトからの受注がメインとなるようにノウハウを積み重ねる必要があります。そのルートの確立が当社のファンに成り得る見込み客の発掘になり、今後の生命線となります。更に、今後の新規自社事業の販路拡大のルートにも成り得るのです。ホームページ制作会社は、労働力を集約して生産する産業ですが、今後は、第一にシステム化。第二に自らが企画した業種への提案。それらを柱に早急に労働集約型産業から資本集約型産業(知的集約型産業)に、脱皮する仕組みを創り、メーカーとしての新しいフェニックスへ移り変わる必要が生き残っていく術だと考えます。

また当社リーダーセミナーでも既に実施し始めていますが、デフレ時期に強い考え方の思考を各自が身につける必要があります。生き残りを掛けたこの時代に、柔軟に対応する商人のようなビジネス志向。この思考が今のデフレ時代には求められ、時流適用といえるのです。コンセプト・ターゲットは大切ですが、じっくり商品を作り込む前にリリースし市場に、この商品の必要性を問い、商品化していくスタイルを当社としても成形していく必要があるのです。まずは、経営計画で皆と考えた仕組みが実行されているかを再確認し、日々PDCAを回す事が今年最初の第一歩と考えます。

また年頭に際し、今年一年の新しい試みとしては、自社カラーと自社の強味について、追及して行きたいと考えています。自社カラーのベースといえば、当社理念図でいう、「現状認識→初心→理念→共感→成長」でありますが、そこには、記載してないフェニックスカラーがあります。創業以前の私が勤めていた頃の話を冒頭にしましたが、起業をしたなら、面白い・ワクワクする・新しい物を取り入れる、そんな会社をスタッフと共に創って行きたいと考えていました。スタッフ・お客様・そして私自身がワクワクするような仕事をし続けたい。それをフェニックスカラーにして行きたい。新しいアイディアを元に特許も出したい。この志と現場の仕事に一貫性を持たせたい。不景気でもぶれない、しっかりとした志を皆と共有したい。お客様に感動を与え、それを喜ぶスタッフと共に達成感を味わいたい。目先の損得を度外視したプロジェクトを組める会社にしたい。まじめで、堅い会社から、少し肩の力を抜いて気持ちを楽に持ち、そして目標に向かって一人一人が自然体で居られ、面白い事にチャレンジする会社。理念の浸透と価値観合わせの為に、それらを高めるイベントを社内・社外問わずやって行きたい。

そんな会社を創る為に、今年も皆の力を借りたいと思います。そして、全員で3年後の当社の青写真をイメージしてもらいたい。このことが当社の今年の抱負であり、今後の戦略を組み立てる不動のベースだと私は考えます。

2010年も、お客様に必要とされる企業であれるように日々精進して行きましょう。

「会社を守る スタッフを守る 全ての責任を取る」  代表取締役 鈴木一彦

2010.01.05|ご挨拶

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