こんにちは、永井です。フットボールの要素が足りないと感じたので、水族館ランキングは次回に持ち越し、先日イタリアであったこんな↓出来事について。

 同試合では、11月10日にホームで行われたナポリ戦で、ユヴェントスのウルトラス(熱狂的サポーターグループ)がナポリ地方を差別するチャントを行ったため、観客席の両ゴール裏スタンド閉鎖処分が下された。クラブは、空いた観客席に地域の子供たち1万2000人を招待し、閉鎖が命じられたスタンドは子供たちであふれた。また、スタッフとして活躍した子供もおり、記者席で資料を配るなどしている。

http://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20131202/151994.html

日本のメディアはヨーロッパサッカーの汚い部分をあまり伝えないのでご存じの方は少ないかもしれませんが、人種差別や誹謗中傷、暴力行為等の問題を抱えている国がとっても多いんです。
特にイタリアは治安が悪く、近年では観客が入らずガラガラのスタジアムに爆竹の爆音が鳴り響く異様な光景が毎度のことで、ライバルクラブとの対戦の際には殺傷事件にまで発展することも。

今回は、人種差別が原因でゴール裏(熱狂的サポーターが集まる席)が閉鎖されることになったユベントスが、無料でサポーターを招き入れたわけですが、対象となったのは普段は凶暴な大人たちのせいでなかなかスタジアムへ来ることができない子どもたち。
平均して2万5000人の観客動員であるセリエAの試合に、ゴール裏だけで1万2000人もの「サポーター」が集まったんです。

一部のサポーターが犯した失態に対し、見事に挽回するプロモーションをクラブが実施。何年かかるかわかりませんが、こうした取り組みを続けることで暴力は減っていき、きっと離れてしまった観客も再びスタジアムに戻ってくるはずです。ピンチはチャンスという言葉もありますが、こうした逆転の一手を講じるためにも日々勉強して準備していきたいな、と思います。

2013.12.04|Nagai

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